創造の構造とプロセス:スピノル的5段階

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パンドラの箱を開けたような13年前の「波」と、それを風神雷神になぞらえて捉え直した「渦」を、ここまで束ねてきた「私の場合」の記録です。
意味もわからぬままお葬式で読んでいた「般若心経」は、束ねていく過程で土台として立ち上がり、最後にQFT(場の量子論)の「実体より生成と関係が先に立つ」という見方に重ねて、構造対応(アナロジー)として照らし合わせてきた、という流れでした。 海 → 波 → 潮目 → 渦 → 流 のように海の比喩で整理したいと願ってはいます。海に寄せると心理現象のイメージが湧かなそうで。覚えやすく誤解が無いものならラベルはなんでも。

「何かが生まれて、形になり、つながっていくまでの流れ」

  • 場 → 波 → 縁 → 渦 → 束
  • 海の波間の渦のような
  • ☯️マークのような

図の用途:受容可能な共通言語

  • 整理した目的:
    • 創造を観測・診断できるようにし、防衛(善悪化・接続弱体)を減らして、受容可能な共通言語・地図を作る

  • 特に注意したい現象:
    • 波:
      • 「良い」の自滅:逆側の揺らぎを「悪い」と判断しやすく、「良い」だけを選択して過剰になる・固定してしまう。
        • 例:正義、完璧さ、愛情、価値、創造的、知識、多様性、喜び、力、平和
    • 縁:
      • 意図せぬ侵略:衝突が弱すぎて関係の強度が生まれず巻き上がらない。結果、均一で平坦になる。
        • 例:母子未分離(過保護・過干渉)、過剰な介入・おせっかい、自立と依存、全体主義的同調、
  • 期待する効果:
    • ひらめきの神秘に過度に期待しない。過度にコントロールしない。
    • 今起きている混乱を「段階の問題」に変換し、議論を前へ進める。
      • 対立や停滞を「誰が悪い」から切り離す。
      • 善悪・正誤の裁定を弱め、受容(保持)できる状態を作る。

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プロセス:場の揺れが境界で回転し、方向として束ねられる

Step 1 Field

  • 構造:無
  • プロセス:漂う
  • イメージ:海のような
  • background concept:Vacuum

まだ分かれていない、すべてが溶けている海のような状態。

Step 2 Wave

  • 構造:ゆれ、対立
  • プロセス:分離
  • イメージ:波のような
  • background concept:Vector

場の中に差が生まれ、揺れとして立ち上がる。小さな回転に前後から押されて生じる向き。

Step 3(仮) Relation

  • 構造:境界、関係、Boundary、 Interface,
  • プロセス:つながり、接続、Coupling
  • イメージ:☯️ のような
  • background concept:Connection

境界で起きる出来事。 接し、影響し合い、関係や法則が生まれる場所。

Step 4 Spinor

  • 構造:個、立ち上がり
  • プロセス:止揚、包摂、融合
  • イメージ:🌀 のような
  • background concept:Spinor

ひとつの「まとまり」として立ち上がる。

Step 5 Bundle

  • 構造:方向
  • プロセス:集合
  • イメージ:近似線
  • background concept:Direction

渦どうしが影響し合い、構造として残る集まり。ベクトルの近似線


様々な領域の類似概念:探索中

「群盲象を評す」ように交点を差し示せたら、と思っています。似ているものを見つけたら教えてください。

  • 宗教/思想
    • 日本神話:国産み
      • イザナミがイザナギが天の御柱の周囲を正しい順序で巡る。
    • 禅:般若心経
    • 陰陽思想
      • 二相の相補・循環で、変化/生成を説明する基本フレーム。 道家(老子・荘子)など
    • 儒教:中庸
      • 中 → 情・発 → 節・和 → 時中 → 中和
        • なお、朱子学・陽明学(性善説・性悪説も?)は、孔子の平方根のような二つのバランスが分岐し、自乗して過剰になったようにも感じられる。やや過不及な違和感。
  • 哲学
    • 西田幾多郎:絶対矛盾的自己同一
      • 対立するものが同時に存在し、相互に作用し合う。
    • ヘーゲル:弁証法(止揚)
      • 対立を否定しつつ保存して、より高次へ編み直す運動(束ね直し)。「Aufhebung(止揚)」(※テーゼ/アンチテーゼ/ジンテーゼ)
    • シモンドン:固体化?
      • 未調査
  • 数学・物理学
    • 複素力学: ジュリア集合
      • 平方根の分岐が凝縮して境界が像として立ち現れる
    • 回転群:四元数/パウリ行列 ※波と縁
    • 場の理論(QFT)
      • 「場」を基本として粒子を出来事として記述する。
  • 生命・化学・医学・農学
    • 雌雄と子孫
  • 心理学
    • M・クライン:対象関係論
      • 良い対象と悪い対象の統合による発達・成長
    • ユング:元型・シャドー
      • 集合的無意識が生む物語。
      • 物理学者パウリとの分析、交流、共同出版。
    • ウィルバー:AQAL・インテグラル理論(四象限の発達)
      • 内/外 × 個/集団の4視点は、現象の還元を防ぐ地図として機能する。
  • 社会・経済・経営学
    • シュンペーター:創造的破壊
      • 革新の波が循環を駆動し、新旧の構造が入れ替わる。
    • 野中郁次郎:Ba(場)、スクラム
      • 関係性が創発する共有コンテクストから、知が束ね上がる。
    • クリステンセン:イノベーションのジレンマ
      • 市場に適切に対応する優良企業ほど、新興市場への参入が遅れる。
    • ゲーム理論:協力行動
      • 信頼とコミュニケーションによる解決

背景

  • 以前のイメージ:雷と風、波と渦

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  • 回転・振幅を理解しようとして気づいたこと
  • 今年の前半は、「場」と「時代」を考えていて、
    • 一つの視点は、生まれる場所と生み出された現象。原因と結果、卵と鶏のような。
  • この後、精神、意識、自我といった「主観的」・「心理的」領域に取り組む前に「客観的」・「物質的」なことを整理してから進みたかった。鏡のような存在かもしれないので。