Project
Design
Love駆動開発と呼びたい現象を、これまで何度も経験してきました。
ここでいうプロジェクトは「やること(Doing)」だけでなく「起きていること(Being)」まで含む出来事です。
よくある誤解
- 「Love は恋愛・愛情のことだ」 → つながりを生む引力一般を指します。縁を生む力であって、特定の感情ではありません。
- 「『生存と同等に重要』は論証済みの事実だ」 → 構え(仮説)です。生存と並ぶ駆動力ではないか、という問いとして置いています。
概要
プロジェクトデザインとは、プロジェクトの構想・設計・実行だけでなく、実行・管理の方法そのものを対象化し、構想・設計する営みです。
まず、その基底として射程と領域を固定し、以降の議論を「やること(Doing)」と「起きてること(Being)」に分けて整理します。
プロジェクト実務は、環境適応(物質的条件)とコミュニケーション(非物質的条件)に大別できます。本サイトでは環境適応を前提知(PMBOK等)とし、コミュニケーションを情報処理/感情処理に分解して、とくに感情処理を中心に扱います。
定義
- プロジェクトの構想・設計・実行
- 実行・管理方法の構想・設計
射程
営利・非営利の事業を主たる適用対象とする(論証の射程)。研究、人生など、主体が目的を持って行為する営み一般へは、構造の類似を手がかりに広げて考える(論証ではなく試み)。
領域
コミュニケーション(情報処理+感情処理)と環境適応(経営学など)
よくある誤解
- 「Doing/Being と 環境適応/コミュニケーション は四象限に組める」 → これらは直交軸ではなく、一つの全体への相補的な切り口です。四象限に押し込むと現象が痩せます。
- 「主観・客観、個はどこまでかをクリアに線引きできる」 → 微細な領域では量子と古典の境界のように揺れます。切り口であって実在の分割ではありません。
- 「構想→設計→実行は決まった順序で循環する」 → 実行と設計はメタとオブジェクトをまたいで折り返す、止揚を伴うスパイラルです。同じ所に戻る循環ではありません。
やること
行動原理
- 多様な価値観を受容れる
- バランスを達成する
- 状況に常に適応する
環境適応
「PMBOK第7版」等に基づく物質的条件の整理。本サイトでは前提知とし、非物質的条件へ焦点を当てます。
コミュニケーション
情報処理と感情処理。心の反応を通じて感じ取る感情の側面を中心に扱います。
起きていること
場(Field)が現れ、差異=波(Wave)が立ち上がり、縁=境界(Relation)で衝突が生まれ、渦(Spinor)として止揚・統合され、成果が束(Bundle)として成る。プロジェクトの現在地を知ること。
よくある誤解
- 「回転は渦だけのもの」 → 回転は全段階に遍在します。波も回転です。「位相」も回転の一種で、あえて一般的・曖昧な語を当てています。
- 「衝突は渦で統合される」 → 衝突は縁(境界)で生まれ、渦はそれを止揚・統合する段階です。
- 「束→場は同じ場に戻る閉じた循環」 → 次サイクルの場へ前進する循環で、螺旋的に展開し元へは戻りません。
今後の方向性
本ページで固定した「射程・領域・Doing/Beingの二分」は基底(土台・骨格)です。以降の各ページは、この骨格の上に展開します。
問い
プロジェクトデザイン論の途中で生まれた問いを、読み物として公開し、調べながら更新しています。確定した結論ではなく、検証の現在地の共有です。